こんにちは!
くろつぐです。
自宅の庭で9㎡の小さな畑で家庭菜園を趣味の一つとしています。
はじめる前は「畑は準備が大変だし、面倒くさいかな」と悩んでいました。
ですがとりあえず手を出してみたら、いつの間にか夢中になってやってました!
当時30歳の私が家庭菜園をはじめたきっかけ、家庭菜園の3つの魅力、大変なこと
準備したこと、いくらお金がかかったのかを紹介します。
きっかけ
自宅で「年収90万円でハッピーライフ」という本を読んだことが、
家庭菜園に興味を持ったきっかけの一つの理由です。
著者の大原扁理さんは25歳から東京多摩地域で週休5日の隠居生活を初めて年収100万円以下で6年間も暮らした素晴らしい実績を持つ方です。
この本の中で「食」でひとはつくられると書かれています。
「身土不二」という食養の考え方でわたしのからだと住んでいる土地はふたつに分かれたものではない、ひとつに結びついているものであるという意味の言葉だそうです。
住んでいる土地が育んだものを食べていれば、
その土地で生き抜くように体が出来てくる、
と解釈されています。
この言葉にかなり共感して、野菜を買うときはスーパーではなく「地元の直売所」で買ったり、
自分で野菜を作ればさらにいいじゃん!と思いました。
本を読んだ当時は20代後半でしたのでいつかやってみればいいかで終わってしまいました。
しかし、月日は経ち30代に入って、家も持つようになり「畑やるなら今しかない!」と思いました。
経験上と色んな本を読んで、「やりたいことは早くはじめるのがより良い」と思っています。
体力がある若いときのほうが行動時間が長く、経験にもなるので今後のためになるからです。
定年してからやろうでは体力も気力も落ちてそんなに動けない思うので(中にはパワフルな人もいるが)
「野菜を育てたい」というより、身体を動かして作業をしたいという気持ちの方が強かった。
幸い家は小さく作ったので菜園スペースとして有効的に庭の空きスペースが使えそう
だったのではじめました。
3つの魅力
①太陽、風がとても心地よい
家庭菜園の最大の魅力は、外に出て陽の光、心地よい風を受けながら身体を動かす爽快さです!
毎日仕事や家事育児に追われていると、身体を動かす機会ってほとんどありません。
自宅で筋トレやジムで身体を動かすのは少し人工的に思えます。
その点、家庭菜園では太陽が照り返す中、汗をジャンジャンかきながら、
草を刈り、土を耕したり、大地に育つ野菜から生きているパワーを貰える。
ひと汗かいたら日陰で持ってきたお茶とおにぎりで小腹の空いた胃袋に流し込む。
これがとても爽快です!
この地球の大地に自分が生きていることも実感できる瞬間。
これだけでも家庭菜園ができてよかったと思えます。
②休日の充実度が上がりまくり
20代前半って何をしていても楽しいです。
(くろつぐは毎週末のように車にスノーボードに登山にはまってました)
それが20代後半に入ってくると娯楽をただ消費するだけでは飽きだして、
30代は出かけるのも億劫になってきます。
しかし、家庭菜園をはじめることで、休日の充実感が上がります!
- 自然と日の出と同時に起きるようになる
- 畑で草取り作業をする(引っこ抜く感覚が意外と快感)
- 作業後は汗だくになるのでシャワーを浴びサッパリする
- 身体を動かして空腹状態で、ご飯をモリモリ食べる
- 眠くなったら一眠りをする
- 起きたら部屋で好きな事する
これだけやってもまだお昼になっていないです。
時間が増えた気分!
早起きして身体を動かしたことで、その後に何もしなかったとしても、
今日は存分にやりきったと感じられます。
これは圧倒的な充実感とも言えるでしょう。
③食べ物へのまなざしが変わった
自分で野菜を実際に育ててみて、野菜への見方が変わりました。
スーパーに行けばいつでも安くて、色も形の良い野菜が安価に手に入るので、
あまり考えたことはなかったですが、このように野菜を育てるのってすごい大変!
オーガニック野菜なんてさらに大変だ。
土を耕して、草を刈って、種をまいて、資材を用意したり、草を定期的に刈って・・・
それでも虫に食べられたり、そもそも種が発芽をしなかったりします。
そんな育てるのに大変な野菜は、スーパーに行けば簡単に手に入るのって、
すごく豊かなことなんだと実感しました。
また、育てるのが大変なのと同時に、ある程度放置していても
太陽に向かっていく芽を伸ばす生命力に感動することも。
野菜という一見ありふれた存在を見直すいいきっかけになりました!
大変なこと
「自分で育てた野菜で自給自足で暮らそう!」
と夢を見ていたくろつぐですが、そんなに甘くなかったです。
野菜の収穫期は決まっていて、一気にくるので、
定期的に収穫するには、種まき時期をずらしたり、色んな品種を植える必要があります。
これがすごく大変。
なので季節問わず手に入るスーパーってとてもありがたい存在でもあります。
費用対効果だけを考えると圧倒的にスーパーが安く、リスクがないです。
自給自足をするには会社員をせずに
野菜の事だけ考えられ、自宅に広大な畑があることが条件になるかと思います。
家庭菜園で準備したこと
参考になりますが自宅で家庭菜園をはじめる際にやったこともまとめます。
- 家庭菜園の区画のプランニング
- 道具を揃える
- 野菜作りの知識をつける
- 土作りに必要なものを買う
- タネ、苗、支柱を買う
家庭菜園の区画のプランニング
まず庭のどの部分を使うのか考える必要があります。
これは育てたい野菜によって変わってきますが
1平方メートルのブロック単位で考えました。
上記の写真は2平方メートル必要な野菜だったので
木を敷いて区画を作りました。
家に畑を作るスペースがない人は
居住している市町村で市民農園をやっているか調べてみるのもいいかもしれません。
年間数千円~数万円で借りることができるみたいです。
道具なども貸してくれるところもあるらしいです。
道具を揃える
帽子、手袋、長靴
スコップ、レーキ、三角ホー
を揃えました。
すべてホームセンターなどで買えます。
野菜作りの知識をつける
野菜を育てるなら、化学肥料や農薬を一切使いたくなかったので
「自然農法」という方法でやることにしました。
知識を得る方法として本やYouTubeや農園などで学ぶ方法がありますが
くろつぐは本で知識を得ることにしました。
自然農の関係の本を読み漁りましたが
1㎡からはじめる自然菜園 が初心者のくろつぐには
シンプルでやることもはっきりしていてわかりやすかったです。
こちらの書籍を読んで
土作り、畝作り、いつ苗を植えて収穫できるかを
学ぶことができました。
要所にイラストと写真が使われていて視覚的にもわかりやすいです。
土作りに必要なものを買う
腐葉土
くん炭
これだけです。
ちゃんとやるならその土地の土の性質を調べる必要があります。
くろつぐはあまりお金をかけたくなかったので
1年目は小手調べであまり労力かけずにやりましたが
土の底力を信じました(笑)
結果的にはぐんぐん育ってくれたのでヨシ!
これは秋野菜なので虫の多くなる春野菜に比べて作りやすかったのかと
後々思いました。
なんでうまくいったのかなど考えて自分なりに結論を出すのも面白い。
タネ、苗、支柱を買う
野菜作りで一番お金かかるのは
種と苗かもしれません。
理想は種から作れば安いですが
素人には種から作るのは成功率低いです。
まず発芽させるのが大変だし、そこから苗にするのがまた大変。
自分で作った苗から畑に移してまたそこから成長させるのも大変です。
でも種からやってみるのも楽しいのでおすすめです!
苗を買うとお手軽ですが
苗一つ100円~400円くらいします。
くろつぐは
畑に直播きと購入した苗の2つのやり方を同時平行してやりました。
全くできないのも嫌だったので。リスク分散!
費用はいくらかかった?
費用は2万円くらいかかりました。
内訳は
帽子、手袋、長靴:4000円
スコップ、レーキ、三角ホー:6000円
腐葉土、くん炭:2000円
苗、種:6000円
支柱:2000円
さらに安く小さくはじめるには
プランター栽培がおすすめ。
ベランダや駐車場の片隅でもできるので小さくはじめることもできる。
庭のないマンションや賃貸の方でも簡単に挑戦できます。
このやり方なら数千円でできるのではないかと思います。
これではまってから市民農園などを借りて、徐々に大きなやり方でやるのもいいです。
おわりに
簡単には野菜を自給自足して食費の節約というわけにはいきません。
ただお金を消費するだけの娯楽に飽きて、
健康的でおいしくできる趣味が欲しい人には家庭菜園かなりおすすめです!
朝早く起きて、身体を動かして、ご飯をたらふく食べて、睡眠をとるという
ルーティンを重ねることは実に心地よいことです。
部屋にいるだけでは味わえない、この地球に生きているんだという感覚が楽しめます!
まずは家庭菜園をはじめて自分の手で土に触れてみることをおすすめいたします!
人生観変わる事間違いなしです。
最後までありがとうございました。
コメント